DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2024年10月 No.330

ケトプロフェン(外皮用剤)

  • 264 鎮痛、鎮痒、収斂、消炎剤

改訂箇所

[9.5妊婦]

一部改訂

改訂内容

妊婦(妊娠後期を除く)又は妊娠している可能性のある女性:
治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。必要最小限の使用にとどめるなど慎重に使用すること。ケトプロフェンの外皮用剤を妊娠中期の女性に使用し、羊水過少症が起きたとの報告がある。また、シクロオキシゲナーゼ阻害剤(経口剤、坐剤)を妊婦に使用し、胎児の腎機能障害及び尿量減少、それに伴う羊水過少症が起きたとの報告がある。シクロオキシゲナーゼ阻害剤(全身作用を期待する製剤)を妊娠中期の妊婦に使用し、胎児動脈管収縮が起きたとの報告がある。

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