イブプロフェン
- 114 解熱鎮痛消炎剤
改訂箇所
[9.5妊婦] |
一部改訂 |
改訂内容
妊婦(妊娠後期を除く)又は妊娠している可能性のある女性:
治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。投与する際には、必要最小限にとどめ、羊水量、胎児の動脈管収縮を疑う所見を妊娠週数や投与日数を考慮して適宜確認するなど慎重に投与すること。シクロオキシゲナーゼ阻害剤(経口剤、坐剤)を妊婦に使用し、胎児の腎機能障害及び尿量減少、それに伴う羊水過少症が起きたとの報告がある。シクロオキシゲナーゼ阻害剤(全身作用を期待する製剤)を妊娠中期の妊婦に使用し、胎児の動脈管収縮が起きたとの報告がある。マウスの高用量(60mg/kg以上)投与群で着床数及び生児数の抑制が認められている。
改訂箇所
[11.1重大な副作用] |
追記 |
改訂内容
心筋梗塞、脳血管障害:
心筋梗塞、脳血管障害等の心血管系血栓塞栓性事象があらわれることがある。
<参考> | データベース調査結果の概要(NDBを用いた非ステロイド性抗炎症薬による心血管系イベント発現のリスク評価): https://www.pmda.go.jp/files/000270714.pdf |
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