DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2024年10月 No.330

ルキソリチニブリン酸塩

  • 399 他に分類されない代謝性医薬品
  • 429 その他の腫瘍用薬

改訂箇所

[6.用法及び用量]

追記

改訂内容

〈錠5mg・10mg〉
〈造血幹細胞移植後の移植片対宿主病〉

通常、6歳以上12歳未満の小児にはルキソリチニブとして1回5mgを1日2回、12時間毎を目安に経口投与する。患者の状態により適宜減量する。

〈内用液〉
〈造血幹細胞移植後の移植片対宿主病〉

通常、6歳以上12歳未満の小児にはルキソリチニブとして1回5mgを1日2回、12時間毎を目安に経口投与する。患者の状態により適宜減量する。
通常、6歳未満の小児にはルキソリチニブとして1回4mg/㎡を1日2回、12時間毎を目安に経口投与する。患者の状態により適宜減量する。

改訂箇所

[7.用法及び用量に関連する注意]

一部改訂

改訂内容

〈造血幹細胞移植後の移植片対宿主病〉
副作用により本剤を休薬、減量する場合は、以下の基準を考慮すること。
1段階減量の基準

投与量 減量又は休薬
1回10mg1日2回 1回5mg1日2回
1回5mg1日2回 1回5mg1日1回
1回5mg1日1回 休薬
1回4mg/㎡ 1日2回 1回2mg/㎡ 1日2回
1回2mg/㎡ 1日2回 休薬

改訂箇所

[7.用法及び用量に関連する注意]

追記

改訂内容

錠剤と液剤の生物学的同等性は示されていないため、可能な限り錠剤と液剤の切替えを避け、やむを得ず切り替える場合には、患者の状態を慎重に観察すること。

改訂箇所

[9.4生殖能を有する者]

一部改訂

改訂内容

妊娠する可能性のある女性には、本剤投与中において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること。

改訂箇所

[9.7小児等]

一部改訂

改訂内容

〈造血幹細胞移植後の移植片対宿主病〉
28日齢未満の小児等を対象とした臨床試験は実施していない。また、2歳未満の患者に対する本剤の用法及び用量の適切性について、臨床試験で十分な検討は行われていない。

改訂箇所

[11.2その他の副作用]

一部改訂

改訂内容

発現部位 副 作 用
感染症 肺炎、敗血症、上咽頭炎、サイトメガロウイルス感染、BKウイルス感染

改訂箇所

[11.2その他の副作用]

削除

改訂内容

発現部位 副 作 用
呼吸器系障害 鼻咽頭炎

改訂箇所

[14.適用上の注意]

追記

改訂内容

〈内用液〉
[薬剤調製時の注意]

体表面積あたりの用量で使用する際には巻末の投与液量一覧表を参考に調製すること。

改訂箇所

[20.取扱い上の注意]

新設

改訂内容

〈内用液〉
開封後60日以内に使用すること。

<参考> 用法及び用量追加承認に伴う改訂
剤形追加承認に伴う改訂

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