セレキシパグ(0.2mg・0.4mg)
- 219 その他の循環器官用薬
改訂箇所
[5.効能又は効果に関連する注意] |
追記 |
改訂内容
〈肺動脈性肺高血圧症〉
小児では、WHO機能分類クラスⅠ及びⅣにおける有効性及び安全性は確立していない。
小児では、特発性又は遺伝性肺動脈性肺高血圧症及び先天性心疾患に伴う肺動脈性肺高血圧症以外の肺動脈性肺高血圧症における有効性及び安全性は確立していない。
改訂箇所
[6.用法及び用量] |
一部改訂 |
改訂内容
〈肺動脈性肺高血圧症〉
通常、成人にはセレキシパグとして1回0.2mgを1日2回食後経口投与から開始する。忍容性を確認しながら、7日以上の間隔で1回量として0.2mgずつ最大耐用量まで増量して維持用量を決定する。なお、最高用量は1回1.6mgとし、いずれの用量においても、1日2回食後に経口投与する。
通常、2歳以上の幼児又は小児には、セレキシパグとして下表の開始用量を1日2回食後に経口投与する。忍容性を確認しながら、7日以上の間隔で、下表の増量幅で最大耐用量まで増量して維持用量を決定する。なお、下表の最高用量は超えないこととし、いずれの用量においても1日2回食後に経口投与する。
体重 | 開始用量(1回量) | 増量幅(1回量) | 最高用量(1回量) |
9kg以上25kg未満 | 0.1mg | 0.1mg | 0.8mg |
25kg以上50kg未満 | 0.15mg | 0.15mg | 1.2mg |
50kg以上 | 0.2mg | 0.2mg | 1.6mg |
改訂箇所
[7.用法及び用量に関連する注意] |
一部改訂 |
改訂内容
投与初期に頭痛、下痢等の副作用が多く報告されており、特に小児においては嘔吐も多く認められていることから、患者の状態を十分観察しながら慎重に用量の漸増を行うこと。
忍容性に問題があり減量する場合は、成人又は体重50kg以上の小児では原則として1回0.2mgずつ漸減すること。減量後に再増量する場合は、再増量までに8日以上の間隔をあけ、忍容性を確認しながら漸増すること。
改訂箇所
[7.用法及び用量に関連する注意] |
追記 |
改訂内容
小児用0.05mg錠と組み合わせて使用しないこと。
体重50kg未満の小児に投与する場合は、維持用量に到達するまでは小児用0.05mg錠を使用すること。維持用量が0.2mg錠及び0.4mg錠を用いて調整可能な場合には、0.2mg錠及び0.4mg錠に切り替えて投与することができる。
改訂箇所
[9.7小児等] |
追記 |
改訂内容
〈肺動脈性肺高血圧症〉
低出生体重児、新生児、乳児、2歳未満又は体重9kg未満の幼児を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
改訂箇所
[11.2その他の副作用] |
一部改訂 |
改訂内容
発現部位 | 副 作 用 |
循環器 | 潮紅、ほてり、動悸、頻脈、心房細動、心不全、右室不全、心室性期外収縮、狭心症、心電図QT延長、紅痛症(四肢の熱感・発赤・痛みを伴う腫れ) |
肝 臓 | 肝酵素上昇、肝機能異常、血中ビリルビン増加、Al-P増加 |
その他 | 倦怠感、浮腫(末梢性浮腫、顔面浮腫等)、疼痛、無力症、疲労、胸部不快感、体重減少、胸痛、異常感、発熱、胃腸炎、上咽頭炎、副鼻腔炎、インフルエンザ様疾患、転倒、月経過多、非心臓性胸痛、血中甲状腺刺激ホルモン増加、血中甲状腺刺激ホルモン減少、過敏症 |
改訂箇所
[13.過量投与] |
一部改訂 |
改訂内容
[症状]
本剤を1回3.2mg投与された成人患者に一過性の悪心が発現したとの報告がある(外国人データ)。
改訂箇所
[15.2非臨床試験に基づく情報] |
新設 |
改訂内容
イヌを用いた毒性試験において、本剤の薬理作用に起因する、腸管の蠕動運動の抑制によると考えられる腸重積が認められた。
<参考> | 用法及び用量追加承認に伴う改訂 剤形追加承認に伴う改訂 |
---|