DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2025年1月 No.332

シスプラチン(子宮頸癌における同時化学放射線療法(J法)の用量を有する製剤)

  • 429 その他の腫瘍用薬

改訂箇所

[6.用法及び用量]

一部改訂

改訂内容

〈シスプラチン通常療法〉
子宮頸癌には、A法を標準的用法・用量とし、患者の状態によりE法を選択する。子宮頸癌における同時化学放射線療法の場合にはJ法を選択する。

H法:シスプラチンとして75mg/㎡(体表面積)を1日1回投与し、少なくとも20日間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。
I法:シスプラチンとして25mg/㎡(体表面積)を60分かけて点滴静注し、週1回投与を2週連続し、3週目は休薬する。これを1クールとして投与を繰り返す。
J法:シスプラチンとして40mg/㎡(体表面積)を11回投与し、6日間休薬する。これを1クールとして投与を繰り返す。
なお、H~J法の投与量は患者の状態により適宜減量する。

<参考> 用法及び用量追加承認に伴う改訂

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