DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2025年1月 No.332

アミカシン硫酸塩

  • 612 主としてグラム陰性菌に作用するもの

改訂箇所

[10.2併用注意]

一部改訂

改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
ループ利尿剤(フロセミド、アゾセミド、トラセミド等) 腎障害及び聴器障害が発現、悪化するおそれがあるので、併用は避けることが望ましい。 機序は明確でないが、併用によりアミノグリコシド系抗生物質の血中濃度の上昇、腎への蓄積が起こるという報告がある。
麻酔剤、筋弛緩剤(ロクロニウム臭化物、A型ボツリヌス毒素製剤等)、コリスチンメタンスルホン酸ナトリウム 呼吸抑制があらわれるおそれがある。呼吸抑制があらわれた場合には必要に応じ、コリンエステラーゼ阻害剤、カルシウム製剤の投与等の適切な処置を行うこと。 両薬剤ともに神経筋遮断作用を有しており、併用によりその作用が増強される。

改訂箇所

[10.2併用注意]

削除

改訂内容

ベクロニウム臭化物

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