DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2024年12月 No.331

ウパダシチニブ水和物

  • 399 他に分類されない代謝性医薬品

改訂箇所

[6.用法及び用量]

一部改訂

改訂内容

〈アトピー性皮膚炎〉
通常、成人及び12歳以上かつ体重30kg以上の小児にはウパダシチニブとして15mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態に応じて30mgを1日1回投与することができる。

改訂箇所

[11.2その他の副作用]

一部改訂

改訂内容

発現部位 副 作 用
感染症 上気道感染(急性副鼻腔炎、喉頭炎、ウイルス性喉頭炎、上咽頭炎、口腔咽頭痛、咽頭膿瘍、咽頭炎、レンサ球菌性咽頭炎、咽頭扁桃炎、気道感染、ウイルス性気道感染、鼻炎、鼻喉頭炎、副鼻腔炎、扁桃炎、細菌性扁桃炎、ウイルス性咽頭炎、ウイルス性上気道感染を含む)、気管支炎(ウイルス性気管支炎、細菌性気管支炎、気管気管支炎を含む)、単純ヘルペス(陰部ヘルペス、陰部単純ヘルペス、ヘルペス性皮膚炎、ヘルペス眼感染、鼻ヘルペス、眼部単純ヘルペス、ヘルペスウイルス感染、口腔ヘルペスを含む)、インフルエンザ、毛包炎、口腔カンジダ
皮膚及び皮下組織 ざ瘡(嚢胞性ざ瘡、ざ瘡様皮膚炎を含む)、発疹(紅斑性皮疹、毛孔性皮疹、斑状皮疹、斑状丘疹状皮疹、丘疹性皮疹、そう痒性皮疹、膿疱性皮疹を含む)、蕁麻疹、皮膚有棘細胞癌、基底細胞癌、皮膚乳頭腫

改訂箇所

[15.1臨床使用に基づく情報]

一部改訂

改訂内容

〈アトピー性皮膚炎〉
アトピー性皮膚炎患者を対象とした第Ⅲ相試験における本剤15mg及び30mg併合解析(長期、3試験)において、重篤な感染症の発現率は15mg群で2.4件/100人・年、30mg群で2.9件/100人・年であった。

アトピー性皮膚炎患者を対象とした第Ⅲ相試験における本剤15mg及び30mg併合解析(長期、3試験)において、非黒色腫皮膚癌を除く悪性腫瘍の発現率は15mg群で0.3例/100人・年、30mg群で0.2例/100人・年であった。

<参考> 用法及び用量追加承認に伴う改訂

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