DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2025年4月 No.335

エンシトレルビルフマル酸

  • 625 抗ウイルス剤

改訂箇所

[2.禁忌]

一部改訂

改訂内容

次の薬剤を投与中の患者:ピモジド、キニジン硫酸塩水和物、ベプリジル塩酸塩水和物、チカグレロル、エプレレノン、エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン、エルゴメトリンマレイン酸塩、メチルエルゴメトリンマレイン酸塩、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩、シンバスタチン、トリアゾラム、アナモレリン塩酸塩、イバブラジン塩酸塩、ベネトクラクス〔再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期〕、イブルチニブ、ブロナンセリン、ルラシドン塩酸塩、アゼルニジピン、アゼルニジピン・オルメサルタンメドキソミル、スボレキサント、ダリドレキサント塩酸塩、タダラフィル(アドシルカ)、マシテンタン・タダラフィル、バルデナフィル塩酸塩水和物、ロミタピドメシル酸塩、リファブチン、フィネレノン、ボクロスポリン、ロナファルニブ、リバーロキサバン、リオシグアト、アパルタミド、カルバマゼピン、エンザルタミド、ミトタン、フェニトイン、ホスフェニトインナトリウム水和物、リファンピシン、セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品

改訂箇所

[10.1併用禁忌]

一部改訂

改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
スボレキサント、ダリドレキサント塩酸塩 これらの薬剤の血中濃度上昇により、作用を著しく増強するおそれがある。 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。
タダラフィル(アドシルカ)、マシテンタン・タダラフィル、バルデナフィル塩酸塩水和物 これらの薬剤の血中濃度を上昇させるおそれがある。

改訂箇所

[10.1併用禁忌]

追記

改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
ボクロスポリン ボクロスポリンの血中濃度上昇により、作用を増強するおそれがある。 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。
ロナファルニブ ロナファルニブの血中濃度上昇により、副作用を増強するおそれがある。

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