DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2023年2月 No.314

ドキソルビシン塩酸塩(乳癌に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法において13日間休薬の用法を有する製剤)

  • 423 抗腫瘍性抗生物質製剤

改訂箇所

[6.用法及び用量]

一部改訂

改訂内容

[ドキソルビシン塩酸塩通常療法]
〈乳癌(手術可能例における術前、あるいは術後化学療法)に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法〉
シクロホスファミド水和物との併用において、標準的なドキソルビシン塩酸塩の投与量及び投与方法は、1日量、ドキソルビシン塩酸塩として60mg(力価)/㎡(体表面積)を日局注射用水または日局生理食塩液に溶解し、1日1回静脈内投与後、13日間又は20日間休薬する。
この方法を1クールとし、4クール繰り返す。
なお、年齢、症状により適宜減量する。またドキソルビシン塩酸塩の総投与量は500mg(力価)/㎡(体表面積)以下とする。

改訂箇所

[7.用法及び用量に関連する注意]

追記

改訂内容

〈乳癌(手術可能例における術前、あるいは術後化学療法)に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法〉
本剤の投与スケジュールの選択、G-CSF製剤の使用等について、国内外の最新のガイドライン等を参考にすること。

<参考> 用法及び用量追加承認に伴う改訂

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