マイトマイシンC
- 423 抗腫瘍性抗生物質製剤
改訂箇所
[用法・用量] |
一部改訂 |
改訂内容
〈他の抗悪性腫瘍剤との併用〉
マイトマイシンCとして、通常成人1日2~4mg(力価)を週1~2回他の抗悪性腫瘍剤と併用して静脈内に注射する。
改訂箇所
[用法・用量] |
削除 |
改訂内容
また、必要に応じて、動脈内、髄腔内又は胸・腹腔内に通常成人1日2~10mg(力価)を適宜注入する。
改訂箇所
[用法・用量] |
削除 |
改訂内容
〈膀胱腫瘍の場合〉
再発予防には通常マイトマイシンCとして1日1回あるいは隔日に4~10mg(力価)を膀胱内に注入する。
治療には通常マイトマイシンCとして1日1回10~40mg(力価)を膀胱内に注入する。
年齢、症状により適宜増減する。
改訂箇所
[重大な副作用] |
削除 |
改訂内容
肝動脈内投与において、肝・胆道障害(胆嚢炎、胆管壊死、肝実質障害等)があらわれることがあるので、造影等により薬剤の分布領域をよく確認すること。なお、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
改訂箇所
[その他の副作用] |
削除 |
改訂内容
発現部位 | 副 作 用 |
泌尿器 (膀注時) | 膀胱炎、血尿、尿意切迫、排尿困難、頻尿、膀胱刺激症状、膀胱の萎縮 |
改訂箇所
[その他の副作用] |
追記 |
改訂内容
注)承認投与経路以外の報告を含む。
改訂箇所
[適用上の注意] |
一部改訂 |
改訂内容
[投与時]
血管痛、静脈炎、血栓を起こすおそれがあるので、注射部位、注射方法等に十分注意し、注射速度をできるだけ遅くすること。
薬液が血管外に漏れると、注射部位に硬結、壊死を起こすことがあるので、薬液が血管外に漏れないよう慎重に投与すること。
改訂箇所
[適用上の注意] |
削除 |
改訂内容
動脈内投与により、動脈支配領域に疼痛、発赤、紅斑、水疱、びらん、潰瘍等の皮膚障害があらわれ、皮膚・筋壊死にまで至ることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
肝動脈内投与において、標的とする部位以外の動脈への流入により胃・十二指腸潰瘍、出血、穿孔等を起こすことがあるので、造影等によりカテーテルの先端位置、薬剤の分布領域をよく確認し、カテーテルの逸脱・移動、注入速度等に随時注意すること。なお、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
<参考> | 効能又は効果、用法及び用量変更承認に伴う改訂 企業報告 |
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- マイトマイシン注用2mg(協和キリン)
- マイトマイシン注用10mg(協和キリン)