DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2022年11月 No.312

ブレクスピプラゾール(OD錠)

  • 117 精神神経用剤

改訂箇所

[7.用法及び用量に関連する注意]

一部改訂

改訂内容

本剤と強いCYP2D6阻害剤(キニジン、パロキセチン等)及び/又は強いCYP3A4阻害剤(イトラコナゾール、クラリスロマイシン等)を併用する場合及びCYP2D6の活性が欠損していることが判明している患者(Poor Metabolizer)では、以下の表を参考に用法及び用量の調節を行うこと。

強いCYP2D6阻害剤又は強いCYP3A4阻害剤のいずれかを併用 1回1mgを1日1回
CYP2D6の活性が欠損していることが判明している患者
強いCYP2D6阻害剤及び強いCYP3A4阻害剤のいずれも併用 1回1mgを2日に1回
又は1回0.5mgを1日1回
CYP2D6の活性が欠損していることが判明している患者が強いCYP3A4阻害剤を併用

改訂箇所

[10.2併用注意]

一部改訂

改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
強いCYP2D6阻害作用を有する薬剤(キニジン、パロキセチン等) 本剤の作用が増強するおそれがあるので、本剤を減量するなど考慮すること。 本剤の主要代謝酵素であるCYP2D6を強く阻害するため本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。

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