DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2022年11月 No.312

イトラコナゾール(注射剤)

  • 629 その他の化学療法剤

改訂箇所

[禁忌]

一部改訂

改訂内容

ピモジド、キニジン、ベプリジル、トリアゾラム、シンバスタチン、アゼルニジピン、アゼルニジピン・オルメサルタンメドキソミル、ニソルジピン、エルゴタミン・カフェイン・イソプロピルアンチピリン、ジヒドロエルゴタミン、エルゴメトリン、メチルエルゴメトリン、バルデナフィル、エプレレノン、ブロナンセリン、シルデナフィル(レバチオ)、タダラフィル(アドシルカ)、スボレキサント、イブルチニブ、チカグレロル、ロミタピド、イバブラジン、ベネトクラクス(再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期)、ルラシドン塩酸塩、アナモレリン塩酸塩、フィネレノン、アリスキレン、リバーロキサバン、リオシグアトを投与中の患者

改訂箇所

[重要な基本的注意]

一部改訂

改訂内容

本剤の投与に際しては、血液検査、肝機能・腎機能検査等を定期的に行うことが望ましい。

改訂箇所

[併用禁忌]

追記

改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
フィネレノン フィネレノンの血中濃度が著しく上昇するおそれがある。 本剤のCYP3A4に対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。

改訂箇所

[併用注意]

一部改訂

改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
抗悪性腫瘍剤[ドセタキセル水和物、エベロリムス、テムシロリムス、ゲフィチニブ、ダサチニブ、エルロチニブ、ラパチニブ、ボルテゾミブ、イマチニブ、スニチニブ、ボスチニブ、カバジタキセル、セリチニブ、クリゾチニブ、シロリムス(錠)、パノビノスタット、ポナチニブ、ルキソリチニブ、アパルタミド、トレチノイン(カプセル) これらの薬剤の血中濃度を上昇させることがある。
 
本剤のCYP3A4に対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。

改訂箇所

[併用注意]

削除

改訂内容

ダクラタスビル

改訂箇所

[併用注意]

追記

改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
エドキサバン エドキサバンの血中濃度を上昇させ、出血の危険性を増大させるおそれがある。 本剤のP糖蛋白阻害作用により、エドキサバンのバイオアベイラビリティを上昇させると考えられる。

改訂箇所

[その他の副作用]

削除

改訂内容

発現部位 副 作 用
代謝・栄養 低カリウム血症

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