DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2022年11月 No.312

セツキシマブ(遺伝子組換え)

  • 429 その他の腫瘍用薬

改訂箇所

[7.用法及び用量に関連する注意]

一部改訂

改訂内容

〈効能共通〉
重度(Grade 3以上注))の皮膚症状が発現した場合には、次表に従い本剤の用量を調節すること。
用量調節の目安

Grade 3以上注)
皮膚症状の発現回数
本剤の投与 投与延期後
の状態
本剤の用量調節
初回発現時 投与延期 Grade 2注)
以下に回復
A:200mg/㎡で投与継続
B:250mg/㎡で投与継続
C:500mg/㎡投与継続
回復せず 投与中止
2回目の発現時 投与延期 Grade 2注)
以下に回復
A:150mg/㎡で投与継続
B:200mg/㎡で投与継続
C:400mg/㎡で投与継続
回復せず 投与中止
3回目の発現時 投与延期 Grade 2注)
以下に回復
A:投与中止
B:150mg/㎡で投与継続
C:300mg/㎡で投与継続
回復せず 投与中止
4回目の発現時 投与中止  
A:1週間間隔投与で放射線療法との併用の場合、B:1週間間隔投与で放射線療法との併用以外の場合、C:2週間間隔投与の場合
注) GradeはNCI-CTCに準じる。

改訂箇所

[7.用法及び用量に関連する注意]

追記

改訂内容

〈頭頸部癌〉
2週間間隔投与の場合、放射線療法との併用における有効性及び安全性は確立していない。

<参考> 用法及び用量追加承認に伴う改訂

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