DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2022年11月 No.312

ポラツズマブベドチン(遺伝子組換え)

  • 429 その他の腫瘍用薬

改訂箇所

[7.用法及び用量に関連する注意]

削除

改訂内容

また、初回投与時は本剤とリツキシマブ(遺伝子組換え)の同日の投与は避けること。

改訂箇所

[7.用法及び用量に関連する注意]

一部改訂

改訂内容

本剤投与によるinfusion reactionを軽減させるために本剤投与の30分〜1時間前に、抗ヒスタミン剤、解熱鎮痛剤の前投与を考慮すること。また、副腎皮質ホルモン剤と併用しない場合は、副腎皮質ホルモン剤の前投与を考慮すること。

改訂箇所

[7.用法及び用量に関連する注意]

追記

改訂内容

副作用 程度 処置
末梢性ニューロパチー 〈リツキシマブ(遺伝子組換え)、シクロホスファミド水和物、ドキソルビシン塩酸塩及びプレドニゾロン又はメチルプレドニゾロンとの併用の場合〉
Grade2 感覚性:1.4mg/kgに減量する。既に1.4mg/kgで、次回投与日までにGrade2が持続又は再発した場合、1.0mg/kgに減量する。既に1.0mg/kgの場合、投与を中止する。
運動性:Grade1以下に回復するまで休薬する。回復後に投与を再開する場合、1.4mg/kgに減量する。既に1.4mg/kgの場合、1.0mg/kgに減量する。既に1.0mg/kgの場合、投与を中止する。
Grade3 感覚性:Grade2以下に回復するまで休薬する。回復後に投与を再開する場合、1.4mg/kgに減量する。既に1.4mg/kgの場合、1.0mg/kgに減量する。既に1.0mg/kgの場合、投与を中止する。
運動性:Grade1以下に回復するまで休薬する。回復後に投与を再開する場合、1.4mg/kgに減量する。既に1.4mg/kgの場合、1.0mg/kgに減量する。既に1.0mg/kgの場合、投与を中止する。
Grade4 投与を中止する。

改訂箇所

[11.1重大な副作用]

一部改訂

改訂内容

末梢性ニューロパチー:
末梢性ニューロパチー、末梢性感覚ニューロパチー、多発ニューロパチー、末梢性運動ニューロパチー等があらわれることがあるので、感覚鈍麻、筋力低下、錯感覚、知覚過敏等の症状があらわれた場合には、本剤の休薬、減量又は中止等を考慮すること。

改訂箇所

[11.2その他の副作用]

一部改訂

改訂内容

発現部位 副 作 用
皮 膚 脱毛症、発疹、皮膚乾燥、爪の障害、そう痒症、蕁麻疹、全身性剥脱性皮膚炎
筋骨格系 筋痙縮、筋骨格痛、四肢痛、関節痛
呼吸器 呼吸困難、咳嗽、口腔咽頭痛、肺臓炎、鼻出血、咽頭の炎症
その他 疲労、無力症、体重減少、発熱、倦怠感、粘膜の炎症、悪寒、浮腫、全身健康状態低下、歩行障害

<参考> 効能又は効果、用法及び用量追加承認に伴う改訂

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