DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2022年8月 No.310

トリアゾラム

  • 112 催眠鎮静剤、抗不安剤

改訂箇所

[2.禁忌]

一部改訂

改訂内容

次の薬剤を投与中の患者:イトラコナゾール、ポサコナゾール、フルコナゾール、ホスフルコナゾール、ボリコナゾール、ミコナゾール、HIVプロテアーゼ阻害剤(インジナビル、リトナビル等)、エファビレンツ、テラプレビル

改訂箇所

[2.禁忌]

追記

改訂内容

本剤により睡眠随伴症状(夢遊症状等)として異常行動を発現したことがある患者[重篤な自傷・他傷行為、事故等に至る睡眠随伴症状を発現するおそれがある。]

改訂箇所

[10.1併用禁忌]

一部改訂

改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
イトラコナゾール、ポサコナゾール、  フルコナゾール、ホスフルコナゾール、ボリコナゾール、ミコナゾール、HIVプロテアーゼ阻害剤(インジナビル、リトナビル等)、エファビレンツ、テラプレビル 本剤の血中濃度が上昇し、作用の増強及び作用時間の延長が起こるおそれがある。 本剤とこれらの薬剤の代謝酵素が同じ(CYP3A4)であるため、本剤の代謝が阻害される。

改訂箇所

[11.1重大な副作用]

一部改訂

改訂内容

精神症状:
刺激興奮、錯乱、攻撃性、幻覚、妄想、激越等があらわれることがある。

一過性前向性健忘、もうろう状態、睡眠随伴症状(夢遊症状等)
本剤を投与する場合には少量から開始するなど、慎重に行うこと。なお、十分に覚醒しないまま、車の運転、食事等を行い、その出来事を記憶していないとの報告がある。

改訂箇所

[禁忌]

一部改訂

改訂内容

次の薬剤を投与中の患者:イトラコナゾール、ポサコナゾール、フルコナゾール、ホスフルコナゾール、ボリコナゾール、ミコナゾール、HIVプロテアーゼ阻害剤(インジナビル、リトナビル等)、エファビレンツ、テラプレビル

改訂箇所

[禁忌]

追記

改訂内容

本剤により睡眠随伴症状(夢遊症状等)として異常行動を発現したことがある患者〔重篤な自傷・他傷行為、事故等に至る睡眠随伴症状を発現するおそれがある。〕

改訂箇所

[併用禁忌]

一部改訂

改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
イトラコナゾール、ポサコナゾール、  フルコナゾール、ホスフルコナゾール、ボリコナゾール、ミコナゾール、HIVプロテアーゼ阻害剤(インジナビル、リトナビル等)、エファビレンツ、テラプレビル 本剤の血中濃度が上昇し、作用の増強及び作用時間の延長が起こるおそれがある。 本剤とこれらの薬剤の代謝酵素が同じ(CYP3A4)であるため、本剤の代謝が阻害される。

改訂箇所

[重大な副作用]

一部改訂

改訂内容

精神症状:
刺激興奮、錯乱、攻撃性、幻覚、妄想、激越等の精神症状があらわれることがあるので、患者の状態を十分観察し、異常が認められた場合には投与を中止すること。

一過性前向性健忘、もうろう状態、睡眠随伴症状(夢遊症状等)
一過性前向性健忘(中途覚醒時の出来事をおぼえていない等)、また、もうろう状態、睡眠随伴症状(夢遊症状等)があらわれることがあるので、本剤を投与する場合には少量から開始するなど、慎重に行うこと。なお、十分に覚醒しないまま、車の運転、食事等を行い、その出来事を記憶していないとの報告がある。異常が認められた場合には投与を中止すること。

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