ロラゼパム(経口剤)
- 112 催眠鎮静剤、抗不安剤
改訂箇所
[併用注意] |
追記 |
改訂内容
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
クロザピン | 循環虚脱を発現する危険性が高まり、重度の循環虚脱から心停止、呼吸停止に至るおそれがある。 | 心循環系の副作用が相互に増強されると考えられる。 |
プロベネシド | ロラゼパムの消失半減期が延長することがあるので、プロベネシドと併用する際は適宜減量すること。 | プロベネシドのグルクロン酸抱合阻害による。 |
バルプロ酸 | ロラゼパムの消失半減期が延長することがある。 | バルプロ酸のグルクロン酸抱合阻害による。 |
リファンピシン | ロラゼパムの血中濃度が低下することがある。 | リファンピシンの肝薬物代謝酵素誘導による。 |
経口避妊ステロイド | ロラゼパムの血中濃度が低下することがある。 | 経口避妊ステロイドのUDP-グルクロン酸転移酵素(UGT)誘導作用によると考えられる。 |