DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2022年7月 No.309

ベンダムスチン塩酸塩水和物(下記ジェネリック製品)

  • 421 アルキル化剤

改訂箇所

[5.効能又は効果に関連する注意]

追記

改訂内容

〈再発又は難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫〉
「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。

改訂箇所

[7.用法及び用量に関連する注意]

一部改訂

改訂内容

〈効能共通〉
本剤による治療中に高度の骨髄抑制が認められた場合には、次のような目安により、適切に休薬、減量又は投与中止を考慮すること。

投与間隔又は投与量の調節 指標
減量
又は
中止
再発又は難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫の場合
〈リツキシマブ(遺伝子組換え)併用の場合〉
好中球数
500/㎣未満、
好中球数
1,000/㎣未満
が2週間以上
持続する、
又は
血小板数
75,000/㎣未満
・前サイクル投与量120mg/㎡の場合:90mg/㎡に減量
・前サイクル投与量90mg/㎡の場合:60mg/㎡に減量
・前サイクル投与量60mg/㎡の場合:投与中止
なお、減量を行った場合には、以降投与量を維持し、増量しないこと。

本剤による治療中に非血液毒性が認められた場合には、次のような目安により、適切に休薬、減量又は投与中止を考慮すること。
投与間隔又は投与量の調節 指標
減量
又は
中止
低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫、マントル細胞リンパ腫及び再発又は難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫の場合 Grade3以上の
非血液毒性

<参考> 効能又は効果、用法及び用量追加承認に伴う改訂

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