DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2022年7月 No.309

ロルラチニブ

  • 429 その他の腫瘍用薬

改訂箇所

[7.用法及び用量に関連する注意]

一部改訂

改訂内容

副作用に対する休薬、減量及び中止基準

副作用 程度 処置
中枢神経系障害(言語障害、記憶障害、認知障害を含む)、精神障害(気分障害、幻覚等を含む)、睡眠障害、視覚障害 Grade1の場合 同一用量で投与継続する又はベースラインに回復するまで休薬し、回復後、同一用量又は1用量レベル減量して投与再開する。
Grade2又は3の場合 Grade1以下に回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開する。
Grade4の場合 投与を中止する。

改訂箇所

[11.1重大な副作用]

一部改訂

改訂内容

中枢神経系障害、精神障害
認知障害(記憶障害、健忘、注意力障害等)、言語障害(構語障害、言語緩慢、会話障害)等の中枢神経系障害や、気分障害(易刺激性、うつ病、不安等)、幻覚(幻視、幻聴等)等の精神障害があらわれることがある。

改訂箇所

[11.2その他の副作用]

一部改訂

改訂内容

発現部位 副 作 用
精神・神経系 末梢性ニューロパチー(感覚鈍麻、筋力低下等)、浮動性めまい、頭痛、味覚異常、不眠症、失語症

<参考> 企業報告

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