DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2022年6月 No.308

アピキサバン

  • 333 血液凝固阻止剤

改訂箇所

[1.警告]

一部改訂

改訂内容

〈効能共通〉
本剤の投与により出血が発現し、重篤な出血の場合には、死亡に至るおそれがある。本剤の使用にあたっては、出血の危険性を考慮し、本剤投与の適否を慎重に判断すること。本剤による出血リスクを正確に評価できる指標は確立されてないため、本剤投与中は、血液凝固に関する検査値のみならず、出血や貧血等の徴候を十分に観察すること。これらの徴候が認められた場合には、直ちに適切な処置を行うこと。

改訂箇所

[8.重要な基本的注意]

追記

改訂内容

〈効能共通〉
本剤投与中の患者で生命を脅かす出血又は止血困難な出血の発現時に本剤の抗凝固作用の中和を必要とする場合には、中和剤であるアンデキサネットアルファ(遺伝子組換え)の電子化された添付文書を必ず参照し、禁忌、用法及び用量に関連する注意、重要な基本的注意、特定の背景を有する患者に関する注意、副作用等の使用上の注意の記載を確認すること。

改訂箇所

[13.過量投与]

削除

改訂内容

[処置]
本剤の抗凝固作用を中和する薬剤はない。

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