ヒドロキシクロロキン硫酸塩
- 399 他に分類されない代謝性医薬品
改訂箇所
[9.5妊婦] |
一部改訂 |
改訂内容
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、催奇形性・胎児毒性のリスクを有する可能性があることを十分に説明し理解を得た上で、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。本剤と化学構造及び薬理学的作用が類似しているクロロキンでは、生殖発生毒性が示唆されており、本剤においても催奇形性・胎児毒性(出生児の発育遅延等)が発現する可能性は否定できない。また、分布試験において、妊娠有色マウスにクロロキンの標識体を静脈内投与したとき、クロロキンは胎盤を速やかに通過し、マウス胎児の網膜に選択的に放射能が認められた。また、放射能は5ヵ月間残存した。
改訂箇所
[11.2その他の副作用] |
一部改訂 |
改訂内容
発現部位 | 副 作 用 |
精神障害 | 感情不安定、神経過敏、精神症状 |
神経系障害 | 頭痛、神経痛、傾眠、肋間神経痛、浮動性めまい、痙攣、ジストニア・ジスキネジア・振戦等の錐体外路障害 |
改訂箇所
[15.1臨床使用に基づく情報] |
一部改訂 |
改訂内容
本剤のがん原性試験は実施されていない。