DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2022年6月 No.308

デキサメタゾン(経口剤)(下垂体抑制試験の効能・効果を有する製剤)

  • 245 副腎ホルモン剤

改訂箇所

[5.効能又は効果に関連する注意]

新設

改訂内容

〈下垂体抑制試験〉
デキサメタゾン抑制試験の実施に先立ち褐色細胞腫又はパラガングリオーマの合併の有無を確認すること。合併がある場合には、褐色細胞腫又はパラガングリオーマの治療を優先すること。

改訂箇所

[8.重要な基本的注意]

追記

改訂内容

〈効能共通〉
褐色細胞腫の合併を認識していなかった状態でデキサメタゾン製剤(経口剤及び注射剤)を投与した際に褐色細胞腫クリーゼを発現したとの報告がある。本剤投与後に著明な血圧上昇、頭痛、動悸等が認められた場合は、褐色細胞腫クリーゼの発現を考慮した上で適切な処置を行うこと。

改訂箇所

[9.1合併症・既往歴等のある患者]

追記

改訂内容

褐色細胞腫又はパラガングリオーマのある患者及びその疑いのある患者:
褐色細胞腫クリーゼがあらわれることがある。

改訂箇所

[効能・効果に関連する使用上の注意]

新設

改訂内容

デキサメタゾン抑制試験の実施に先立ち褐色細胞腫又はパラガングリオーマの合併の有無を確認すること。合併がある場合には、褐色細胞腫又はパラガングリオーマの治療を優先すること。

改訂箇所

[慎重投与]

追記

改訂内容

褐色細胞腫又はパラガングリオーマのある患者及びその疑いのある患者〔褐色細胞腫クリーゼがあらわれることがある。〕

改訂箇所

[重要な基本的注意]

追記

改訂内容

褐色細胞腫の合併を認識していなかった状態でデキサメタゾン製剤(経口剤及び注射剤)を投与した際に褐色細胞腫クリーゼを発現したとの報告がある。本剤投与後に著明な血圧上昇、頭痛、動悸等が認められた場合は、褐色細胞腫クリーゼの発現を考慮した上で適切な処置を行うこと。

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