DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2022年6月 No.308

エピルビシン塩酸塩

  • 423 抗腫瘍性抗生物質製剤

改訂箇所

[妊婦、産婦、授乳婦等への投与]

一部改訂

改訂内容

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい。また、妊娠する可能性のある女性には、本剤投与中及び投与終了後一定期間は適切な避妊を行うよう指導すること。外国で妊娠中に本剤とシクロホスファミド水和物を投与された患者の胎児において、心毒性が認められ死亡に至った例も報告されている。また、遺伝毒性が報告されている。動物実験(ラット)で胎児毒性が報告されており、またアントラサイクリン系の他の抗悪性腫瘍剤では、動物実験で催奇形性が報告されている。〕

改訂箇所

[妊婦、産婦、授乳婦等への投与]

追記

改訂内容

パートナーが妊娠する可能性のある男性には、本剤投与中及び投与終了後一定期間は適切な避妊を行うよう指導すること。〔遺伝毒性が報告されている。〕

<参考> 企業報告
Framarino-dei-Malatesta,M.,et al.:BMC Cancer 2015;15:951-957

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