レトロゾール(生殖補助医療における調節卵巣刺激の効能を有する製剤)
- 429 その他の腫瘍用薬
改訂箇所
[5.効能又は効果に関連する注意] |
新設 |
改訂内容
〈生殖補助医療における調節卵巣刺激〉
本剤の投与の適否は、患者及びパートナーの検査を十分に行った上で判断すること。原発性卵巣不全が認められる場合や妊娠不能な性器奇形又は妊娠に不適切な子宮筋腫の合併等の妊娠に不適当な場合には本剤を投与しないこと。また、甲状腺機能低下、副腎機能低下、高プロラクチン血症及び下垂体又は視床下部腫瘍等が認められた場合、当該疾患の治療を優先すること
改訂箇所
[8.重要な基本的注意] |
追記 |
改訂内容
〈生殖補助医療における調節卵巣刺激〉
本剤は、不妊治療に十分な知識と経験のある医師のもとで使用すること。本剤投与により予想されるリスク及び注意すべき症状について、あらかじめ患者に説明を行うこと。
本剤を含む生殖補助医療における調節卵巣刺激薬において卵巣過剰刺激症候群が発現する可能性があることから、卵巣過剰刺激症候群の兆候が認められた場合には、適切な処置を行うこと。
改訂箇所
[9.4生殖能を有する者] |
新設 |
改訂内容
〈生殖補助医療における調節卵巣刺激〉
妊娠初期の投与を避けるため、本剤投与開始前及び次周期の投与前に妊娠していないことを確認すること。
改訂箇所
[11.2その他の副作用] |
一部改訂 |
改訂内容
発現部位 | 副 作 用 |
生殖系及び乳房障害 | 乳房痛、膣出血、膣分泌物、膣乾燥、卵巣過剰刺激症候群 |
<参考> | 効能又は効果、用法及び用量追加承認に伴う改訂 |
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