DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2022年3月 No.306

ボノプラザンフマル酸塩・アモキシシリン水和物・メトロニダゾール

  • 619 その他の抗生物質製剤

改訂箇所

[10.相互作用]

一部改訂

改訂内容

ボノプラザンは主として肝薬物代謝酵素CYP3A4で代謝され、一部CYP2B6、CYP2C19及びCYP2D6で代謝される。また、ボノプラザンは弱いCYP3A4阻害作用を有する。
ボノプラザンの胃酸分泌抑制作用により、併用薬剤の吸収を促進又は抑制する可能性がある。

改訂箇所

[10.2併用注意]

追記

改訂内容

(ボノプラザンフマル酸塩)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
CYP3A4で代謝される薬剤(ミダゾラム等) 左記薬剤の作用を増強する可能性がある。 ボノプラザンのCYP3A4に対する弱い阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害される。

<参考> 企業報告

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