DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2024年4月 No.325

フルオロウラシル(治癒切除不能な進行・再発の胃癌に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法の効能を有する製剤)

  • 422 代謝拮抗剤

改訂箇所

[5.効能又は効果に関連する注意]

一部改訂

改訂内容

〈治癒切除不能な進行・再発の胃癌〉
他の抗悪性腫瘍剤との併用療法及びレボホリナート・フルオロウラシル持続静注併用療法において、本剤の術後補助療法における有効性及び安全性は確立していない。

改訂箇所

[6.用法及び用量]

一部改訂

改訂内容

〈頭頸部癌食道癌及び治癒切除不能な進行・再発の胃癌に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法の場合〉
他の抗悪性腫瘍剤との併用療法において、通常、成人にはフルオロウラシルとして1日1000mg/㎡(体表面積)までを、4~5日間連日で持続点滴する。投与を繰り返す場合には少なくとも3週間以上の間隔をあけて投与する。本剤単独投与の場合には併用投与時に準じる。
なお、年齢、患者の状態などにより適宜減量する。

改訂箇所

[7.用法及び用量に関連する注意]

一部改訂

改訂内容

〈頭頸部癌食道癌及び治癒切除不能な進行・再発の胃癌に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法〉
本剤の投与量、投与スケジュール、併用薬等について、国内外の最新のガイドライン等を参考にすること。

改訂箇所

[8.重要な基本的注意]

一部改訂

改訂内容

〈小腸癌及び治癒切除不能な進行・再発の胃癌〉
レボホリナート・フルオロウラシル持続静注併用療法において、本剤を使用する際には、関連文献(「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議 公知申請への該当性に係る報告書:フルオロウラシル(小腸癌)」もしくは「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議 公知申請への該当性に係る報告書:フルオロウラシル(治癒切除不能な進行・再発の胃癌)」等)を熟読すること。

<参考> 効能又は効果、用法及び用量追加承認に伴う改訂

戻る