DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2024年4月 No.325

エンシトレルビルフマル酸

  • 625 抗ウイルス剤

改訂箇所

[特殊記載項目]

削除

改訂内容

本剤は、本邦で緊急承認されたものであり、承認時において有効性及び安全性に係る情報は限られており、引き続き情報を収集中である。そのため、本剤の使用に当たっては、あらかじめ患者又は代諾者に、その旨並びに有効性及び安全性に関する情報を十分に説明し、文書による同意を得てから投与すること。

改訂箇所

[7.用法及び用量に関連する注意]

一部改訂

改訂内容

SARS-CoV-2による感染症の症状が発現してから72時間以内に投与を開始すること。臨床試験において、症状発現から72時間経過後に投与を開始した患者における有効性を裏付けるデータは得られていない。

改訂箇所

[9.2腎機能障害患者]

削除

改訂内容

腎機能障害患者を対象とした臨床試験は実施していない。

改訂箇所

[9.3肝機能障害患者]

削除

改訂内容

肝機能障害患者を対象とした臨床試験は実施していない。

改訂箇所

[9.3肝機能障害患者]

一部改訂

改訂内容

重度の肝機能障害患者(コルヒチンを投与中の患者を除く):
重度の肝機能障害患者を対象とした臨床試験は実施していない。

改訂箇所

[9.3肝機能障害患者]

削除

改訂内容

中等度の肝機能障害患者(コルヒチンを投与中の患者を除く):
本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。




 

改訂箇所

[10.2併用注意]

一部改訂

改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
イトラコナゾール イトラコナゾールの血中濃度を上昇させるおそれがある。 本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。

<参考> 通常承認に伴う改訂

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