イノツズマブオゾガマイシン(遺伝子組換え)
- 423 抗腫瘍性抗生物質製剤
改訂箇所
[5.効能又は効果に関連する注意] |
一部改訂 |
改訂内容
造血幹細胞移植(HSCT)の施行を予定している患者に対する本剤の投与については、本剤以外の治療の実施を十分検討した上で、慎重に判断すること。なお、成人においては、本剤投与によるHSCT施行後の全生存期間への影響は、既存の化学療法と同程度ではない可能性が示唆されている。
改訂箇所
[6.用法及び用量] |
一部改訂 |
改訂内容
通常、イノツズマブオゾガマイシン(遺伝子組換え)として1日目は0.8mg/㎡(体表面積)、8及び15日目は0.5mg/㎡(体表面積)を1日1回、1時間以上かけて点滴静脈内投与した後、休薬する。
成人には、1サイクル目は21~28日間、2サイクル目以降は28日間を1サイクルとし、投与を繰り返す。
小児には、1サイクル目は21~42日間、2サイクル目以降は28~42日間を1サイクルとし、投与を繰り返す。
投与サイクル数は造血幹細胞移植の施行予定を考慮して決定する。なお、患者の状態により適宜減量する。
改訂箇所
[7.用法及び用量に関連する注意] |
一部改訂 |
改訂内容
成人では、1サイクル目の期間は原則21日間とするが、寛解(血球数の回復の有無を問わない)が得られた場合は、28日間まで延長できる。小児では、1サイクル目の期間は原則21日間、2サイクル目以降は原則28日間とするが、寛解(血球数の回復の有無を問わない)が得られた場合は、42日間まで延長できる。また、寛解(血球数の回復の有無を問わない)が得られた場合、2サイクル目以降の1日目の投与量は、イノツズマブオゾガマイシン(遺伝子組換え)として0.5mg/㎡(体表面積)とすること。なお、骨髄中の芽球が5%未満で、末梢血中の白血病芽球及び髄外病変が消失した場合に、寛解(血球数の回復の有無を問わない)が得られたと判断すること。
改訂箇所
[9.7小児等] |
一部改訂 |
改訂内容
低出生体重児、新生児、乳児を対象とした臨床試験は実施していない。
改訂箇所
[11.2その他の副作用] |
一部改訂 |
改訂内容
発現部位 | 副 作 用 |
消化器 | 悪心、嘔吐、腹痛、下痢、便秘、口内炎、腹水 |
皮 膚 | そう痒症、発疹 |
その他 | 疲労、頭痛、発熱、浮腫、無力症、QT間隔延長 |
改訂箇所
[11.2その他の副作用] |
追記 |
改訂内容
発現部位 | 副 作 用 |
筋骨格系 | 四肢痛 |
<参考> | 用法及び用量追加承認に伴う改訂 |
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