カルシトリオール(注射剤)
- 311 ビタミンA及びD剤
改訂箇所
[10.2併用注意] |
一部改訂 |
改訂内容
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
マグネシウム含有製剤(酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム等) | 高マグネシウム血症があらわれるおそれがある。 | 本剤は腸管でのマグネシウムの吸収を促進させる。 |
ミルク・アルカリ症候群(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがある。 | 機序:代謝性アルカローシスが持続することにより、尿細管でのカルシウム再吸収が増加する。 危険因子:高カルシウム血症、代謝性アルカローシス、腎機能障害のある患者 | |
PTH製剤(テリパラチド等)、PTHrP製剤(アバロパラチド) | 高カルシウム血症があらわれるおそれがある。 | 相加作用による。 |
- カルシトリオール静注液「F」(富士製薬工業)
- ロカルトロール注(協和キリン)