DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2024年3月 No.324

カルシトリオール(経口剤)

  • 311 ビタミンA及びD剤

改訂箇所

[10.2併用注意]

一部改訂

改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
PTH製剤(テリパラチド、PTHrP製剤(アバロパラチド酢酸塩) 高カルシウム血症があらわれるおそれがある。 相加作用による。
マグネシウム含有
する製剤(酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム等)
高マグネシウム血症があらわれるおそれがある。 他のビタミンD誘導体と同様に
腸管でのマグネシウムの吸収を促進させると考えられる
ミルク・アルカリ症候群(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがある。 血中マグネシウムの増加により代謝性アルカローシスが持続するため、尿細管でのカルシウム再吸収が増加する。

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