DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2024年1月 No.323

ブレンツキシマブベドチン(遺伝子組換え)

  • 429 その他の腫瘍用薬

改訂箇所

[6.用法及び用量]

追記

改訂内容

〈再発又は難治性のCD30陽性の皮膚T細胞リンパ腫〉
通常、成人には、ブレンツキシマブベドチン(遺伝子組換え)として3週間に1回1.8mg/kg(体重)を点滴静注する。なお、患者の状態に応じて適宜減量する。

改訂箇所

[7.用法及び用量に関連する注意]

一部改訂

改訂内容

〈再発又は難治性のCD30陽性のホジキンリンパ腫末梢性T細胞リンパ腫及び皮膚T細胞リンパ腫
本剤と他の抗悪性腫瘍剤との併用における有効性及び安全性は確立していない。

末梢神経障害が発現した場合には、以下の基準を参考に、本剤を休薬、減量、中止すること。

Grade注) 処置
Grade1(機能障害はなく、知覚障害、反射消失のみ) 同一用法・用量で、投与を継続する。
Grade2(機能障害はあるが、日常生活に支障はない) ベースライン又はGrade1以下に回復するまで休薬する。回復した場合は、1.2mg/kgに減量して投与を再開する。
Grade3(日常生活に支障がある)
Grade4(障害をきたす感覚ニューロパチー、生命を脅かす又は麻痺をきたす運動ニューロパチー) 投与中止する。
注) GradeはNCI-CTCAEに基づく

改訂箇所

[9.7小児等]

一部改訂

改訂内容

〈未治療のCD30陽性の末梢性T細胞リンパ腫及び再発又は難治性のCD30陽性の皮膚T細胞リンパ腫
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

<参考> 効能又は効果、用法及び用量追加承認に伴う改訂

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