DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2024年1月 No.323

アスピリン(解熱鎮痛消炎の効能を有する製剤)

  • 114 解熱鎮痛消炎剤
  • 339 その他の血液・体液用薬

改訂箇所

[10.2併用注意]

一部改訂

改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
非ステロイド系解熱鎮痛消炎剤:
オキシカム系消炎鎮痛剤(ピロキシカム等)
両剤又は一方の薬剤の副作用の発現頻度を増加させ、消化性潰瘍、胃腸出血の発現が高まるおそれがある 両剤ともにプロスタグランジン生合成阻害作用を有するためと考えられている。
アンジオテンシン変換酵素阻害剤(カプトプリル等)アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害剤(サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物)、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤(バルサルタン等)、直接的レニン阻害剤(アリスキレン) (1)降圧作用が減弱することがある。
(2)腎機能を悪化させるおそれがある。
(1)本剤がプロスタグランジン生合成を抑制することにより、プロスタグランジンを介した降圧効果を減弱させる。
(2)本剤の腎プロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量が低下するためと考えられる。

改訂箇所

[10.2併用注意]

削除

改訂内容

トルブタミド
 

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
ザフィルルカスト 血漿中濃度が上昇することがある。 機序不明

改訂箇所

[併用注意]

一部改訂

改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
非ステロイド系解熱鎮痛消炎剤:
オキシカム系消炎鎮痛剤(ピロキシカム等)
両剤又は一方の薬剤の副作用の発現頻度を増加させ、消化性潰瘍、胃腸出血の発現が高まるおそれがある 両剤ともにプロスタグランジン生合成阻害作用を有するためと考えられている。
アンジオテンシン変換酵素阻害剤(カプトプリル等)アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害剤(サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物)、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤(バルサルタン等)、直接的レニン阻害剤(アリスキレン) (1)降圧作用が減弱することがある。
(2)腎機能を悪化させるおそれがある。
(1)本剤がプロスタグランジン生合成を抑制することにより、プロスタグランジンを介した降圧効果を減弱させる。
(2)本剤の腎プロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量が低下するためと考えられる。

改訂箇所

[併用注意]

削除

改訂内容

トルブタミド
 

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
ザフィルルカスト 血漿中濃度が上昇することがある。 機序不明

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