塩化カリウム(徐放錠)
- 322 無機質製剤
改訂箇所
[2.禁忌] |
一部改訂 |
改訂内容
エプレレノン(高血圧症)、エサキセレノンを投与中の患者
改訂箇所
[10.1併用禁忌] |
一部改訂 |
改訂内容
薬剤名 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
エプレレノン(高血圧症)、エサキセレノン | 高カリウム血症があらわれることがある。 | これらの薬剤は血中のカリウムを上昇させる可能性があり、併用により高カリウム血症があらわれやすくなると考えられる。 危険因子:腎障害患者 |
改訂箇所
[10.2併用注意] |
一部改訂 |
改訂内容
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
エプレレノン(慢性心不全)、フィネレノン | 血清カリウム値が上昇する可能性があるので、血清カリウム値を定期的に観察するなど十分に注意すること。 | カリウム貯留作用が増強するおそれがある。 |
抗アルドステロン剤(スピロノラクトン等)、カリウム保持性利尿剤(トリアムテレン等)、直接的レニン阻害剤(アリスキレンフマル酸塩)、アンジオテンシン変換酵素阻害剤(ベナゼプリル塩酸塩、エナラプリルマレイン酸塩、カプトプリル等)、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤(バルサルタン、ロサルタンカリウム、カンデサルタンシレキセチル、テルミサルタン等)、β-遮断剤(プロプラノロール塩酸塩等)、非ステロイド性消炎鎮痛剤(インドメタシン等)、シクロスポリン、ヘパリン、ジゴキシン、ドロスピレノン・エチニルエストラジオール、トルバプタン | 高カリウム血症があらわれることがある。 | これらの薬剤は血中のカリウムを上昇させる可能性があり、併用により高カリウム血症があらわれやすくなると考えられる。 危険因子:腎障害患者 |
改訂箇所
[10.2併用注意] |
一部改訂 |
改訂内容
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
筋弛緩剤(ロクロニウム臭化物等) | 筋弛緩剤の作用が減弱することがある。 | カリウムイオンは骨格筋の収縮に関与している。 |