リファブチン
- 616 主として抗酸菌に作用するもの
改訂箇所
[2.禁忌] |
一部改訂 |
改訂内容
次の薬剤を投与中の患者:ボリコナゾール、エンシトレルビル、グラゾプレビル、エルバスビル、チカグレロル、アルテメテル・ルメファントリン、リルピビリン・テノホビルアラフェナミド・エムトリシタビン、リルピビリン(注射剤)、イサブコナゾニウム
改訂箇所
[10.1併用禁忌] |
一部改訂 |
改訂内容
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
リルピビリン・テノホビルアラフェナミド・エムトリシタビン、リルピビリン(注射剤) | リルピビリン及びテノホビルアラフェナミドの作用が減弱するおそれがある。 | 本剤の肝代謝酵素(CYP3A)誘導作用により、リルピビリンの代謝を促進し、血中濃度を低下させるおそれがある。本剤のP-糖蛋白質の誘導作用により、テノホビルアラフェナミドの代謝を促進し、血中濃度を低下させるおそれがある。 |
改訂箇所
[10.2併用注意] |
追記 |
改訂内容
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビルアラフェナミド | 本剤の作用が増強するおそれがある。 また、エルビテグラビル、コビシスタット及びテノホビルアラフェナミドの作用が減弱するおそれがある。 | コビシスタットは、本剤の肝代謝酵素(CYP3A)を阻害することにより、本剤の血中濃度を上昇させるおそれがある。 また、本剤の肝代謝酵素(CYP3A等)及びP-糖蛋白質の誘導作用により、エルビテグラビル、コビシスタット及びテノホビルアラフェナミドの代謝を促進し、血中濃度を低下させるおそれがある。 |
レジパスビル・ソホスブビル、ソホスブビル・ベルパタスビル | ソホスブビル、レジパスビル及びベルパタスビルの作用が減弱するおそれがある。 | 本剤の肝代謝酵素(CYP3A等)及びP-糖蛋白質の誘導作用により、ソホスブビル、レジパスビル及びベルパタスビルの代謝を促進し、血中濃度を低下させるおそれがある。 |
リルピビリン(経口剤)、ドルテグラビルナトリウム・リルピビリン | リルピビリンの作用が減弱するおそれがある。 | 本剤の肝代謝酵素(CYP3A)誘導作用により、リルピビリンの代謝を促進し、血中濃度を低下させるおそれがある。 |
ベダキリン | ベダキリンの作用が減弱するおそれがある。 本剤との併用はリスクとベネフィットを考慮して慎重に判断すること。 | 本剤の肝代謝酵素(CYP3A4)誘導作用により、ベダキリンの代謝を促進し、ベダキリンの血中濃度を低下させるおそれがある。 |