DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2023年11月 No.321

ダサチニブ

  • 429 その他の腫瘍用薬

改訂箇所

[10.2併用注意]

一部改訂

改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
CYP3A4阻害剤[アゾール系抗真菌剤(イトラコナゾール、ケトコナゾール等)、マクロライド系抗生剤(エリスロマイシン、クラリスロマイシン、テリスロマイシン等)、HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル、アタザナビル硫酸塩、ネルフィナビルメシル酸塩等)、エンシトレルビルフマル酸]、グレープフルーツジュース 本剤とケトコナゾールの併用により、本剤のCmax及びAUCはそれぞれ4倍及び5倍増加した。CYP3A4阻害作用のない又は低い代替薬の使用が推奨される。CYP3A4阻害作用の強い薬剤との併用が避けられない場合は、有害事象の発現に十分注意して観察を行い、本剤を減量して投与することを考慮すること。 これらの薬剤等がCYP3A4活性を阻害し、本剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。

改訂箇所

[併用注意]

一部改訂

改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
CYP3A4阻害剤[アゾール系抗真菌剤(イトラコナゾール、ケトコナゾール等)、マクロライド系抗生剤(エリスロマイシン、クラリスロマイシン、テリスロマイシン等)、HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル、アタザナビル硫酸塩、インジナビル硫酸塩エタノール付加物、ネルフィナビルメシル酸塩、サキナビルメシル酸塩等)、エンシトレルビルフマル酸]、グレープフルーツジュース 本剤とケトコナゾールの併用により、本剤のCmax及びAUCはそれぞれ4倍及び5倍増加した。CYP3A4阻害作用のない又は低い代替薬の使用が推奨される。CYP3A4阻害作用の強い薬剤との併用が避けられない場合は、有害事象の発現に十分注意して観察を行い、本剤を減量して投与することを考慮すること。 これらの薬剤等がCYP3A4活性を阻害し、本剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。

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