DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2023年12月 No.322

リバーロキサバン

  • 333 血液凝固阻止剤

改訂箇所

[2.禁忌]

一部改訂

改訂内容

HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル、ロピナビル・リトナビル、アタザナビル、ダルナビル、ホスアンプレナビル)、ニルマトレルビル・リトナビルを投与中の患者

改訂箇所

[2.禁忌]

追記

改訂内容

エンシトレルビルを投与中の患者

改訂箇所

[10.1併用禁忌]

削除

改訂内容

ネルフィナビル

改訂箇所

[10.1併用禁忌]

一部改訂

改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル、ロピナビル・リトナビル、アタザナビル、ダルナビル、ホスアンプレナビル)、ニルマトレルビル・リトナビル 本剤の血中濃度が上昇し、抗凝固作用が増強されることにより、出血の危険性が増大するおそれがある。 CYP3A4の強力な阻害及びP-糖タンパクの阻害によりクリアランスが減少する。
以下のアゾール系抗真菌剤(経口又は注射剤)(イトラコナゾール、ボリコナゾール、ミコナゾール、ケトコナゾール(国内未発売)) 本剤の血中濃度が上昇し、抗凝固作用が増強されることにより、出血の危険性が増大するおそれがある。 CYP3A4の強力な阻害及びP-糖タンパクの阻害によりクリアランスが減少する。

改訂箇所

[10.1併用禁忌]

追記

改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
エンシトレルビル 本剤の血中濃度が上昇し、抗凝固作用が増強されることにより、出血の危険性が増大するおそれがある。 CYP3A4の強力な阻害及びP-糖タンパクの阻害によりクリアランスが減少する。

改訂箇所

[10.2併用注意]

一部改訂

改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
リファンピシン 本剤の血中濃度が低下し、抗凝固作用が減弱したとの報告がある。 リファンピシンがCYP3A4を強力に誘導し、P-糖タンパクを誘導することにより本剤のクリアランスが増加する。

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