DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2023年8月 No.319

乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(チャイニーズハムスター卵巣細胞由来)

  • 631 ワクチン類

改訂箇所

[2.接種不適当者]

削除

改訂内容

被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合には、接種を行ってはならない。

改訂箇所

[6.用法及び用量]

一部改訂

改訂内容

抗原製剤を専用溶解用液全量で溶解する。
50歳以上の者には、0.5mLを2回、通常、2の間隔をおいて、筋肉内に接種する。
帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の者には、0.5mLを2回、通常、1~2ヵ月の間隔をおいて、筋肉内に接種する。

改訂箇所

[7.用法及び用量に関連する注意]

追記

改訂内容

[接種対象者]
帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の者とは、以下のような状態の者を指す。
・疾病又は治療により免疫不全である者、免疫機能が低下した者又は免疫機能が低下する可能性がある者
・上記以外で、医師が本剤の接種を必要と認めた者

改訂箇所

[7.用法及び用量に関連する注意]

一部改訂

改訂内容

[接種間隔・接種時期
50歳以上の者又は帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の者〉
標準として1回目の接種から2の間隔をおいて2回目の接種を行うこと。1回目の接種から2月を超えた場合であっても、6月後までに2回目の接種を行うこと。

改訂箇所

[7.用法及び用量に関連する注意]

追記

改訂内容

〈帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の者〉
ワクチン接種スケジュールを短縮することによりベネフィットが得られる場合には、1回目の接種から2回目の接種までの間隔を1ヵ月まで短縮することができる。

造血幹細胞移植、化学療法等の実施予定及び実施後の患者等において、高度にリンパ球が減少・抑制されることが予想される又は減少・抑制されている等の場合には、個々の被接種者における状態を考慮した上で、本剤の適切な接種時期を決定すること。

改訂箇所

[14.適用上の注意]

追記

改訂内容

[接種時]
誤って凍結させたものは、品質が変化しているおそれがあるので、使用しないこと。

改訂箇所

[14.適用上の注意]

一部改訂

改訂内容

[接種部位]
筋肉内注射に当たっては、組織・神経等への影響を避けるため以下の点に注意すること。
・針長は筋肉内注射に足る長さで、神経、血管、骨等の筋肉下組織に到達しないよう、各接種者に対して適切な針長を決定すること。
・神経走行部位を避けること。
・注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり血液の逆流をみた場合は直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。

改訂箇所

[20.取扱い上の注意]

削除

改訂内容

誤って凍結させたものは、品質が変化しているおそれがあるので、使用しないこと。

<参考> 用法及び用量追加承認に伴う改訂

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