DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2023年8月 No.319

フルオロウラシル(注射剤)(ジェネリック製品)

  • 422 代謝拮抗剤

改訂箇所

[5.効能又は効果に関連する注意]

追記

改訂内容

〈治癒切除不能な進行・再発の胃癌〉
レボホリナート・フルオロウラシル持続静注併用療法において、本剤の術後補助療法における有効性及び安全性は確立していない。

改訂箇所

[6.用法及び用量]

一部改訂

改訂内容

〈小腸癌治癒切除不能な膵癌及び治癒切除不能な進行・再発の胃癌に対するレボホリナート・フルオロウラシル持続静注併用療法〉
通常、成人にはレボホリナートとして1回200mg/㎡(体表面積)を2時間かけて点滴静脈内注射する。レボホリナートの点滴静脈内注射終了直後にフルオロウラシルとして400mg/㎡(体表面積)を静脈内注射、さらにフルオロウラシルとして2400mg/㎡(体表面積)を46時間持続静注する。これを2週間ごとに繰り返す。
なお、年齢、患者の状態などにより適宜減量する。

改訂箇所

[8.重要な基本的注意]

一部改訂

改訂内容

〈小腸癌及び治癒切除不能な進行・再発の胃癌
本剤を使用する際には、関連文献(「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議 公知申請への該当性に係る報告書:フルオロウラシル(小腸癌)」もしくは「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議 公知申請への該当性に係る報告書:フルオロウラシル(治癒切除不能な進行・再発の胃癌)」等)を熟読すること。

<参考> 効能又は効果、用法及び用量追加承認に伴う改訂

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