DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2023年8月 No.319

ルリオクトコグアルファペゴル(遺伝子組換え)

  • 634 血液製剤類

改訂箇所

[6.用法及び用量]

一部改訂

改訂内容

本剤を添付の溶解液5mLで溶解し、緩徐に静脈内に注射する。なお、10mL/分を超えない速度で注入すること。
通常、1回体重1kg当たり10~30国際単位を投与するが、患者の状態に応じて適宜増減する。
定期的に投与する場合、通常、成人及び12歳以上の小児には、1回体重1kg当たり40~50国際単位を週2回投与するが、患者の状態に応じて、1回体重1kg当たり4050国際単位を2日間隔、1回体重1kg当たり4080国際単位を37日間隔で投与できるただし、投与間隔を47日間隔に延長する場合は、一定期間出血が認められないことを確認のうえで、5日間隔投与まで、さらに7日間隔投与まで段階的に延長すること。
12歳未満の小児には、1回体重1kg当たり40~60国際単位を週2回投与するが、患者の状態に応じて、1回体重1kg当たり40~60国際単位を2日間隔、1回体重1kg当たり40~80国際単位を3~4日間隔で投与できるただし、投与間隔を4日間隔に延長する場合は、一定期間出血が認められないことを確認のうえで延長すること。

改訂箇所

[7.用法及び用量に関連する注意]

追記

改訂内容

定期的な投与の用法及び用量は患者の薬物動態、患者の状態等を考慮して決定すること。なお、投与間隔を4~5日間隔、さらに6~7日間隔に延長する場合は、投与中の投与間隔において直近6ヵ月間程度出血状況が安定していることを確認したうえで、投与間隔延長の要否及び適切な投与量を慎重に判断すること。また、投与間隔延長後に出血が増加した場合は、速やかに用法及び用量の変更を検討すること。

改訂箇所

[11.2その他の副作用]

一部改訂

改訂内容

発現部位 副 作 用
肝 臓 AST上昇、ALT上昇、高ビリルビン血症、脂肪肝

改訂箇所

[11.2その他の副作用]

追記

改訂内容

発現部位 副 作 用
感染症 中耳炎、上気道感染
血 液 好酸球数増加、ヘマトクリット増加、単球数減少
呼吸器 喀血
その他 脂質異常症、高トリグリセリド血症、血中コレステロール増加、高比重リポ蛋白増加

<参考> 用法及び用量変更承認に伴う改訂

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