ダルナビルエタノール付加物
- 625 抗ウイルス剤
改訂箇所
[2.禁忌] |
一部改訂 |
改訂内容
トリアゾラム、ミダゾラム、ピモジド、エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン、ジヒドロエルゴタミン、エルゴメトリン、メチルエルゴメトリン、バルデナフィル、ブロナンセリン、シルデナフィル(レバチオ)、タダラフィル(アドシルカ)、アゼルニジピン、アゼルニジピン・オルメサルタンメドキソミル、ルラシドン、フィネレノン、グラゾプレビル、リバーロキサバンを投与中の患者
改訂箇所
[8.重要な基本的注意] |
削除 |
改訂内容
抗HIV療法による効果的なウイルス抑制は、性的接触による他者へのHIV感染の危険性を低下させることが示されているが、その危険性を完全に排除することはできないこと。
抗HIV療法が、血液等による他者へのHIV感染の危険性を低下させるかどうかは証明されていないこと。
改訂箇所
[10.1併用禁忌] |
削除 |
改訂内容
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
アスナプレビル、ダクラタスビル塩酸塩・アスナプレビル・ベクラブビル塩酸塩 | アスナプレビルの血中濃度が上昇し、肝臓に関連した有害事象が発現し、また重症化する可能性がある。 | 本剤及びリトナビルのCYP3A4に対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
改訂箇所
[10.1併用禁忌] |
追記 |
改訂内容
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
フィネレノン | フィネレノンの血中濃度が著しく上昇するおそれがある。 | 本剤及びリトナビルのCYP3A4に対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
改訂箇所
[10.2併用注意] |
追記 |
改訂内容
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
ダビガトランエテキシラート | 本剤/リトナビル800/100mgとダビガトランエテキシラート150mgを併用したとき、本剤/リトナビル単回投与時のダビガトランのAUC及びCmaxは1.7倍及び1.6倍に上昇し、本剤/リトナビル反復投与時のダビガトランのAUC及びCmaxはいずれも1.2倍に上昇した。 併用する場合には必要に応じてダビガトランエテキシラートを減量するなど注意して投与すること。 | 本剤及びリトナビルのP糖蛋白阻害作用による。 |
改訂箇所
[10.2併用注意] |
削除 |
改訂内容
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
サキナビル | 本剤400mg、サキナビル1000mg及びリトナビル100mgを1日2回で併用したとき、本剤のAUCは26%減少し、サキナビルのAUCは影響を受けなかった。本剤及びリトナビルとの併用は推奨されない。 | 本剤及びリトナビルとこれらの薬剤のCYP3A4に対する阻害作用により、血中濃度に変化がおこることがある。 |
インジナビル | 本剤/リトナビル400/100mg1日2回とインジナビル800mg1日2回を併用したとき、本剤のAUCは24%増加し、インジナビルのAUCは23%増加した。本剤/リトナビルと併用する場合には、インジナビルの減量を考慮すること。本剤/リトナビルと併用したときのインジナビルの推奨用量は確立していない。 | 本剤及びリトナビルとインジナビルのCYP3A4に対する阻害作用により、相互に代謝が阻害される。 |