DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2023年7月 No.318

ラナデルマブ(遺伝子組換え)

  • 449 その他のアレルギー用薬

改訂箇所

[8.重要な基本的注意]

追記

改訂内容

本剤の投与開始にあたっては、医療施設において、必ず医師によるか、医師の直接の監督のもとで投与を行うこと。また、以下の点に注意すること。
1.自己投与の適用については、医師がその妥当性を慎重に検討し、十分な教育訓練を実施したのち、本剤投与による危険性と対処法について患者又はその家族が理解し、患者又はその家族が確実に投与できることを確認した上で、医師の管理指導のもとで実施すること。また、適用後、本剤による副作用が疑われる場合や自己投与の継続が困難な状況となる可能性がある場合には、直ちに自己投与を中止させ、医師の管理下で慎重に観察するなど適切な処置を行うこと。
2.自己投与を適用する場合には、使用済みの注射針及び注射器を再使用しないように患者又はその家族に注意を促し、全ての器具の安全な廃棄方法に関する指導を行うと同時に、使用済みの注射針及び注射器を廃棄する容器を提供すること。

改訂箇所

[14.適用上の注意]

追記

改訂内容

[薬剤交付時の注意]
患者又はその家族に対し、以下の点に注意するよう指導すること。
・凍結は避けて、冷蔵庫(2~8℃)で保存すること。
・冷蔵庫から出した後は25℃以下で保存し14日以内に使用すること。

<参考> 在宅自己注射の公的医療保険適用承認に伴う改訂

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