DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2023年5月 No.317

ボノプラザンフマル酸塩・アモキシシリン水和物・クラリスロマイシン

  • 619 その他の抗生物質製剤

改訂箇所

[2.禁忌]

一部改訂

改訂内容

アタザナビル硫酸塩、リルピビリン塩酸塩、ピモジド、エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩、スボレキサント、ロミタピドメシル酸塩、タダラフィル(アドシルカ)、チカグレロル、イブルチニブ、イバブラジン塩酸塩、ベネトクラクス(再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期)、ルラシドン塩酸塩、アナモレリン塩酸塩、フィネレノン、イサブコナゾニウム硫酸塩を投与中の患者

改訂箇所

[10.1併用禁忌]

追記

改訂内容

(クラリスロマイシン)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
フィネレノン フィネレノンの血中濃度が著しく上昇するおそれがある。 クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。
イサブコナゾニウム硫酸塩 イサブコナゾールの血中濃度が上昇し作用が増強するおそれがある。

改訂箇所

[10.1併用禁忌]

削除

改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
アスナプレビル、ダクラタスビル塩酸塩・アスナプレビル・ベクラブビル塩酸塩 アスナプレビルの血中濃度が上昇し、肝臓に関連した副作用が発現、重症化するおそれがある。 クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、アスナプレビルの代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。

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