DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2023年4月 No.316

リファンピシン

  • 616 主として抗酸菌に作用するもの

改訂箇所

[2.禁忌]

一部改訂

改訂内容

ルラシドン塩酸塩、タダラフィル(アドシルカ)、マシテンタン、ペマフィブラート、チカグレロル、ロルラチニブ、ボリコナゾール、イサブコナゾニウム硫酸塩、ホスアンプレナビルカルシウム水和物、アタザナビル硫酸塩、リルピビリン塩酸塩、リルピビリン塩酸塩・テノホビルアラフェナミドフマル酸塩・エムトリシタビン、ドルテグラビルナトリウム・リルピビリン塩酸塩、エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビルジソプロキシルフマル酸塩、エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビルアラフェナミドフマル酸塩、ドラビリン、カボテグラビル、カボテグラビルナトリウム、ソホスブビル、レジパスビルアセトン付加物・ソホスブビル、ソホスブビル・ベルパタスビル、グレカプレビル水和物・ピブレンタスビル、テノホビルアラフェナミドフマル酸塩、ビクテグラビルナトリウム・エムトリシタビン・テノホビルアラフェナミドフマル酸塩、アメナメビル、ニルマトレルビル・リトナビル、エンシトレルビルフマル酸、アルテメテル・ルメファントリン又はプラジカンテルを投与中の患者

改訂箇所

[10.1併用禁忌]

追記

改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
抗真菌剤:
イサブコナゾニウム硫酸塩
イサブコナゾニウム硫酸塩の作用が減弱するおそれがある。 本剤のCYP3A誘導作用により、イサブコナゾニウム硫酸塩の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。
抗ウイルス剤:
エンシトレルビルフマル酸
エンシトレルビルフマル酸の作用が減弱するおそれがある。 本剤のCYP3A誘導作用により、エンシトレルビルフマル酸の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。

改訂箇所

[10.1併用禁忌]

削除

改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
抗ウイルス剤:
エルバスビル
エルバスビルの作用が減弱するおそれがある。 本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用により、エルバスビルの代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。
抗ウイルス剤:
グラゾプレビル水和物
グラゾプレビル水和物との併用初期にグラゾプレビルの血中濃度が上昇するおそれがある。また、併用継続により、グラゾプレビルの血中濃度が低下するおそれがある。 本剤が肝臓有機アニオントランスポーター(OATP1B)を阻害すると考えられている。また、本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用により、グラゾプレビルの代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。

 

改訂箇所

[禁忌]

一部改訂

改訂内容

ルラシドン塩酸塩、タダラフィル(アドシルカ)、マシテンタン、ペマフィブラート、チカグレロル、ロルラチニブ、ボリコナゾール、イサブコナゾニウム硫酸塩、ホスアンプレナビルカルシウム水和物、アタザナビル硫酸塩、リルピビリン塩酸塩、リルピビリン塩酸塩・テノホビルアラフェナミドフマル酸塩・エムトリシタビン、ドルテグラビルナトリウム・リルピビリン塩酸塩、エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビルジソプロキシルフマル酸塩、エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビルアラフェナミドフマル酸塩、ドラビリン、カボテグラビル、カボテグラビルナトリウム、ソホスブビル、レジパスビルアセトン付加物・ソホスブビル、ソホスブビル・ベルパタスビル、グレカプレビル水和物・ピブレンタスビル、テノホビルアラフェナミドフマル酸塩、ビクテグラビルナトリウム・エムトリシタビン・テノホビルアラフェナミドフマル酸塩、アメナメビル、ニルマトレルビル・リトナビル、エンシトレルビルフマル酸、アルテメテル・ルメファントリン又はプラジカンテルを投与中の患者

改訂箇所

[併用禁忌]

追記

改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
抗真菌剤:
イサブコナゾニウム硫酸塩
イサブコナゾニウム硫酸塩の作用が減弱するおそれがある。 本剤のCYP3A誘導作用により、イサブコナゾニウム硫酸塩の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。
抗ウイルス剤:
エンシトレルビルフマル酸
エンシトレルビルフマル酸の作用が減弱するおそれがある。 本剤のCYP3A誘導作用により、エンシトレルビルフマル酸の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。

改訂箇所

[併用禁忌]

削除

改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
抗ウイルス剤:
エルバスビル
エルバスビルの作用が減弱するおそれがある。 本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用により、エルバスビルの代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。
抗ウイルス剤:
グラゾプレビル水和物
グラゾプレビル水和物との併用初期にグラゾプレビルの血中濃度が上昇するおそれがある。また、併用継続により、グラゾプレビルの血中濃度が低下するおそれがある。 本剤が肝臓有機アニオントランスポーター(OATP1B)を阻害すると考えられている。また、本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用により、グラゾプレビルの代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。

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