DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2023年4月 No.316

ガニレリクス酢酸塩

  • 249 その他のホルモン剤

改訂箇所

[7.用法及び用量に関連する注意]

一部改訂

改訂内容

FSH製剤の投与量は発育卵胞の数及びサイズに基づき調整すること。本剤の投与は適当な大きさの卵胞が十分発育するまで続けること。本剤の最終投与後は、卵胞の最終的な成熟を行うこと。

ガニレリクスの消失半減期を考慮し、本剤投与間隔並びに本剤の最終投与と卵胞の最終成熟に使用する薬剤(hCG、GnRHアゴニスト等)投与との間隔は30時間を超えないようにすること。30時間を超えると早期黄体形成ホルモン(LH)サージが起きる可能性がある。

改訂箇所

[7.用法及び用量に関連する注意]

削除

改訂内容

黄体期管理は生殖補助医療機関で通常実施されている方法により実施する。

改訂箇所

[8.重要な基本的注意]

一部改訂

改訂内容

[本剤に関連する重要な基本的注意]
本剤は、不妊治療に十分な知識経験のある医師のもとで使用すること。調節卵巣刺激により予想されるリスク及び注意すべき症状について、あらかじめ患者に説明を行うこと。

[生殖補助医療に関連する基本的注意]
不妊治療において、卵巣過剰刺激症候群があらわれることがある。患者に対しては、自覚症状(下腹部痛、下腹部緊迫感、悪心、腰痛等)や急激な体重増加が認められた場合には直ちに医師等に相談するよう、あらかじめ説明すること

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