DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2023年4月 No.316

チキサゲビマブ(遺伝子組換え)・シルガビマブ(遺伝子組換え)

  • 625 抗ウイルス剤

改訂箇所

[特殊記載項目]

削除

改訂内容

omicron株(B.1.1.529/BA.4系統及びBA.5系統)については、本剤の有効性が減弱するおそれがあることから、他の治療薬が使用できない場合に本剤の投与を検討すること。なお、SARS-CoV-2による感染症の発症抑制については、同様の対象者に使用可能な他の治療薬がないことから、慎重に投与を検討することとし、その際の用量は、チキサゲビマブ(遺伝子組換え)及びシルガビマブ(遺伝子組換え)としてそれぞれ300mgとすることを基本とすること。

改訂箇所

[5.効能又は効果に関連する注意]

一部改訂

改訂内容

〈効能共通〉
本剤の中和活性が低いSARS-CoV-2変異株に対しては本剤の有効性が期待できない可能性があるため、SARS-CoV-2の最新の流行株の情報を踏まえ、最新のガイドライン等も参考に、本剤投与の適切性を検討すること。

戻る