DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2023年4月 No.316

メペンゾラート臭化物・フェノバルビタール

  • 123 自律神経剤

改訂箇所

[2.禁忌]

一部改訂

改訂内容

ボリコナゾール、タダラフィル(肺高血圧症を適応とする場合)、マシテンタン、エルバスビル、グラゾプレビル、チカグレロル、ドラビリン、リルピビリン、カボテグラビル、ニルマトレルビル・リトナビル、ドルテグラビル・リルピビリン、リルピビリン・テノホビルアラフェナミド・エムトリシタビン、ダルナビル・コビシスタット、アルテメテル・ルメファントリン、エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビルジソプロキシル、エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビルアラフェナミド、ダルナビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビルアラフェナミド、ビクテグラビル・エムトリシタビン・テノホビルアラフェナミド、ソホスブビル・べルパタスビルを投与中の患者





 

改訂箇所

[10.1併用禁忌]

一部改訂

改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
ボリコナゾール、タダラフィル(肺高血圧症を適応とする場合:アドシルカ)、マシテンタン、エルバスビル、グラゾプレビル、チカグレロル、ドラビリン、リルピビリン これらの薬剤の代謝が促進され、血中濃度が低下するおそれがある。 本剤中のフェノバルビタールの肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用による。
ドルテグラビル・リルピビリン ドルテグラビル及びリルピビリンの代謝が促進され、血中濃度が低下するおそれがある。 本剤中のフェノバルビタールの肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用及びUGT1A1誘導作用による。

改訂箇所

[10.1併用禁忌]

追記

改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
カボテグラビル カボテグラビルの代謝が促進され、血中濃度が低下するおそれがある。 本剤中のフェノバルビタールのUGT1A1誘導作用による。
ニルマトレルビル・リトナビル ニルマトレルビル及びリトナビルの代謝が促進され、血中濃度が低下することで、抗ウイルス作用の消失や耐性出現のおそれがある。 本剤中のフェノバルビタールの肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用による。

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