DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2023年3月 No.315

エンホルツマブベドチン(遺伝子組換え)

  • 429 その他の腫瘍用薬

改訂箇所

[7.用法及び用量に関連する注意]

一部改訂

改訂内容

本剤投与により副作用が発現した場合には、以下の基準を考慮して、休薬・減量・中止すること。
副作用に対する休薬、減量及び中止基準

副作用 程度注4) 処置
皮膚障害 Grade2 症状が増悪する場合、Grade1以下に回復するまで休薬を考慮する。休薬した場合は、回復後、1段階減量又は同一用量で投与再開できる。
・Grade3
・Stevens-Johnson症候群(SJS)又は中毒性表皮壊死融解症(TEN)疑い
・Grade1以下に回復するまで休薬する。回復後、1段階減量又は同一用量で投与再開できる。
・再発した場合、投与中止する。
・Grade4
・SJS又はTEN
投与中止する。
注4) GradeはNCI-CTCAE ver 4.03に準じる。

改訂箇所

[14.適用上の注意]

一部改訂

改訂内容

[薬剤調製時の注意]
溶解:
日本薬局方注射用水(点滴静注用20mg:2.3mL、点滴静注用30mg:3.3mLにより溶解し、エンホルツマブベドチン(遺伝子組換え)を10mg/mLの濃度とする。

<参考> 20mg製剤追加承認に伴う改訂

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