DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2023年3月 No.315

ナルフラフィン塩酸塩(下記ジェネリック製品)

  • 119 その他の中枢神経系用薬

改訂箇所

[7.用法及び用量に関連する注意]

追記

改訂内容

〈腹膜透析患者におけるそう痒症の改善の場合〉
本剤の投与から透析液交換までは十分な間隔をあけること。本剤服用から透析液交換までの時間が短い場合、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。

〈慢性肝疾患患者におけるそう痒症の改善の場合〉
本剤の投与は1日1回2.5μgから開始し、効果不十分な場合に1日1回5μgへの増量を検討すること。

改訂箇所

[9.2腎機能障害患者]

追記

改訂内容

〈慢性肝疾患患者におけるそう痒症の改善の場合〉
血中濃度が上昇するおそれがある。

改訂箇所

[9.3肝機能障害患者]

追記

改訂内容

〈効能共通〉
重度(Child-Pugh分類グレードC)の肝障害のある患者:
重度(Child-Pugh分類グレードC)の肝障害のある患者を対象とした臨床試験は実施していない。


〈透析患者におけるそう痒症の改善の場合〉
中等度(Child-Pugh分類グレードB)の肝障害のある患者:
血中濃度が上昇するおそれがある。

改訂箇所

[11.2その他の副作用]

追記

改訂内容

発現部位 副 作 用
腎 臓 頻尿・夜間頻尿注2)、多尿
尿 尿中血陽性、尿中蛋白陽性
注2) 慢性肝疾患患者への投与時は投与開始後4週間以内にあらわれることが多い。

<参考> 効能又は効果追加承認に伴う改訂
  • ナルフラフィン塩酸塩カプセル「キッセイ」(キッセイ薬品)

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