ジアゼパム(経口剤、注射剤)
- 112 催眠鎮静剤、抗不安剤
改訂箇所
[2.禁忌] |
一部改訂 |
改訂内容
リトナビル(HIVプロテアーゼ阻害剤)、ニルマトレルビル・リトナビルを投与中の患者
改訂箇所
[10.1併用禁忌] |
追記 |
改訂内容
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
ニルマトレルビル・リトナビル | 過度の鎮静や呼吸抑制を起こすおそれがある。 | チトクロームP450に対する競合的阻害作用による。 |
改訂箇所
[10.2併用注意] |
一部改訂 |
改訂内容
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
中枢神経抑制剤(フェノチアジン誘導体、バルビツール酸誘導体等)、モノアミン酸化酵素阻害剤、オピオイド鎮痛剤、アルコール(飲酒) | 眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。 | 相互に中枢神経抑制作用が増強することが考えられている。 |
シメチジン、オメプラゾール、エソメプラゾール、ランソプラゾール | 本剤のクリアランスがシメチジンとの併用により27〜51%、オメプラゾールとの併用により27〜55%減少することが報告されている。 本剤の代謝、排泄を遷延させるおそれがある。 | |
ダントロレンナトリウム水和物、ボツリヌス毒素製剤 | 筋弛緩作用を増強する可能性がある。 | 相互に筋弛緩作用が増強することが考えられている。 |
改訂箇所
[10.2併用注意] |
追記 |
改訂内容
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
強いCYP3Aを阻害する薬剤(コビシスタットを含有する製剤、ボリコナゾール等) | 本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 | これら薬剤のCYP3A阻害作用により、本剤の代謝が阻害されるため。 |
CYP3A4で代謝される薬剤(アゼルニジピン、ホスアンプレナビル等) | 本剤又はこれらの薬剤の作用が増強されるおそれがある。 | 本剤とこれらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる。 |
エトラビリン | 本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 | エトラビリンのCYP2C9、CYP2C19阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。 |
ミルタザピン | 鎮静作用が増強されるおそれがある。 また、ミルタザピンとの併用により精神運動機能及び学習獲得能力が減退するとの報告がある。 | 相加的な鎮静作用を示すことが考えられる。 |
バルプロ酸ナトリウム | 本剤の作用が増強することがある。 | 本剤の非結合型の血中濃度を上昇させる。 |
改訂箇所
[10.2併用注意] |
追記 |
改訂内容
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
リファンピシン | 本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。 | リファンピシンのCYP3A4誘導作用により、本剤の代謝が誘導され、血中濃度が低下する可能性がある。 |
アパルタミド | アパルタミドのCYP2C19誘導作用により、本剤の代謝が誘導され、血中濃度が低下する可能性がある。 | |
シナカルセト、エボカルセト | これら薬剤の血中濃度に影響を与えるおそれがある。 | 血漿蛋白結合率が高いことによる。 |
無水カフェイン | 本剤の血中濃度が減少することがある。 | 不明 |
改訂箇所
[禁忌] |
一部改訂 |
改訂内容
リトナビル(HIVプロテアーゼ阻害剤)、ニルマトレルビル・リトナビルを投与中の患者
改訂箇所
[併用禁忌] |
追記 |
改訂内容
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
ニルマトレルビル・リトナビル | 過度の鎮静や呼吸抑制を起こすおそれがある。 | チトクロームP450に対する競合的阻害作用による。 |
改訂箇所
[併用注意] |
一部改訂 |
改訂内容
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
中枢神経抑制剤(フェノチアジン誘導体、バルビツール酸誘導体等)、モノアミン酸化酵素阻害剤、オピオイド鎮痛剤、アルコール(飲酒) | 眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。 | 相互に中枢神経抑制作用が増強することが考えられている。 |
シメチジン、オメプラゾール、エソメプラゾール、ランソプラゾール | 本剤のクリアランスがシメチジンとの併用により27〜51%、オメプラゾールとの併用により27〜55%減少することが報告されている。 本剤の代謝、排泄を遷延させるおそれがある。 | |
ダントロレンナトリウム水和物、ボツリヌス毒素製剤 | 筋弛緩作用を増強する可能性がある。 | 相互に筋弛緩作用が増強することが考えられている。 |
改訂箇所
[併用注意] |
追記 |
改訂内容
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
強いCYP3Aを阻害する薬剤(コビシスタットを含有する製剤、ボリコナゾール等) | 本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 | これら薬剤のCYP3A阻害作用により、本剤の代謝が阻害されるため。 |
CYP3A4で代謝される薬剤(アゼルニジピン、ホスアンプレナビル等) | 本剤又はこれらの薬剤の作用が増強されるおそれがある。 | 本剤とこれらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる。 |
改訂箇所
[併用注意] |
追記 |
改訂内容
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
エトラビリン | 本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 | エトラビリンのCYP2C9、CYP2C19阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。 |
ミルタザピン | 鎮静作用が増強されるおそれがある。 また、ミルタザピンとの併用により精神運動機能及び学習獲得能力が減退するとの報告がある。 | 相加的な鎮静作用を示すことが考えられる。 |
バルプロ酸ナトリウム | 本剤の作用が増強することがある。 | 本剤の非結合型の血中濃度を上昇させる。 |
リファンピシン | 本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。 | リファンピシンのCYP3A4誘導作用により、本剤の代謝が誘導され、血中濃度が低下する可能性がある。 |
アパルタミド | アパルタミドのCYP2C19誘導作用により、本剤の代謝が誘導され、血中濃度が低下する可能性がある。 | |
シナカルセト、エボカルセト | これら薬剤の血中濃度に影響を与えるおそれがある。 | 血漿蛋白結合率が高いことによる。 |
無水カフェイン | 本剤の血中濃度が減少することがある。 | 不明 |