ヒドロキシエチルデンプン130000
- 331 血液代用剤
改訂箇所
[1.警告] |
一部改訂 |
改訂内容
重症患者管理における相対的な循環血液量低下で本剤を使用した場合には、患者の状態を悪化させるおそれがあるため、治療上の有益性が危険性を上回る場合にのみ投与すること。
改訂箇所
[2.禁忌] |
追記 |
改訂内容
重症の敗血症の患者[患者の状態を悪化させるおそれがある。]
改訂箇所
[9.1合併症・既往歴等のある患者] |
追記 |
改訂内容
敗血症の患者(重症の敗血症の患者を除く):
重症化した場合に、患者の状態を悪化させるおそれがある。
改訂箇所
[15.1臨床使用に基づく情報] |
一部改訂 |
改訂内容
海外臨床試験において、重症敗血症患者(感染が確認され、かつ全身性炎症反応症候群(SIRS)基準を有し、少なくとも1つの臓器不全(=SOFAスコア3以上)を呈した患者)にHES製剤を使用した場合、酢酸リンゲル液を使用した場合と比較して投与後90日時点での死亡のリスクが増加し腎代替療法を要した患者の割合が高かったとの報告がある。また、敗血症患者を含むICUの入院患者にHES製剤を使用した場合、生理食塩液を使用した場合と比較して投与後90日までの死亡のリスクは増加しなかったが、腎代替療法を要した患者の割合が高かったとの報告がある。