DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2023年2月 No.314

ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物

  • 219 その他の循環器官用薬
  • 396 糖尿病用剤

改訂箇所

[5.効能又は効果に関連する注意]

削除

改訂内容

左室駆出率の保たれた慢性心不全における本薬の有効性及び安全性は確立していないため、左室駆出率の低下した慢性心不全患者に投与すること。

改訂箇所

[5.効能又は効果に関連する注意]

一部改訂

改訂内容

「臨床成績」の項の内容を熟知し、臨床試験に組み入れられた患者の背景(前治療等)を十分に理解した上で、適応患者を選択すること。

改訂箇所

[9.2腎機能障害患者]

一部改訂

改訂内容

重度の腎機能障害患者又は透析中の末期腎不全患者:
〈慢性心不全〉
投与の必要性を慎重に判断すること。本剤では腎機能低下に伴う血中濃度の上昇が報告されている。本剤投与中にeGFRが低下することがあり、腎機能障害が悪化するおそれがある。また、eGFRが25mL/min/1.73㎡未満あるいは末期腎不全の患者を対象とした臨床試験は実施していない。

<参考> 企業報告

戻る